金沢市尾張町の「カフェ フレール」で昭和時代にタイムスリップ!

おいしいお食事

金沢といえば、今や国内だけでなく、海外からの観光客もたくさん訪れる、人気の観光地になりました。

散策中にちょっと休憩と思っていても、観光スポット周辺はどこも混雑しています。

そんな混雑を避け、ちょっとゆっくりと過ごしたいと思うときに、ぜひ訪れてみて欲しいお店があります。

まるで昭和時代にタイムスリップしたような建物が印象的な「カフェ フレール」さんです。

お店の情報

  • 住 所:金沢市尾張町1-8-5
  • 電 話:076-264-4115
  • 定休日:なし
  • 駐車場:ギャラリーとして4台 ほか近隣パーキング利用

営業時間は10時から22時。

金沢駅から路線バスに乗り、尾張町で下車し、徒歩3分ほどの場所にあります。

建物の外観のレトロ感からもわかるように、歴史的に価値のある建物で、国の登録有形文化財にも指定されています。

建物はギャラリーと併設ですが、入口は別なのでカフェだけでも気軽に立ち寄ることができます。

洋風の建物は登録有形文化財

建物は昭和初期(1930年)に建てられ、現在は国の登録有形文化財で、金沢市の指定保存建造物にも指定されている洋風の建物です。

ギャラリーに併設されているだけのことはあり、店内はクラシカルで、時間を忘れてゆっくり過ごしたいときに立ち寄りたい雰囲気です。

入り口の木製ドアからとてもレトロな雰囲気で、まるでタイムマシンに乗り込むようなワクワク感を感じます。

窓には美しいステンドグラスがはめ込まれていて上質で優雅な気分を味わえます。

ステンドグラスは、建物同様に昭和初期のもので、優しく美しい陽が差し込みます。

壁には、ご主人の三田さんが集めたこだわりの絵画が飾られています。

絵画は時々架け替えられるので、来店するたびに違う絵画を鑑賞できるのも楽しみのひとつです。

テーブル席のほかに、カウンター席があるので、一人でも立ち寄りやすいです。

どこか懐かしいメニュー

昔ながらのハヤシライスは美味しいと評判です。

使用されている食器類は、無駄に飾らないシンプルなもので、なぜか懐かしさを感じます。

ランチメニューは、主にカレーやハヤシライスです。

サラダとセットですが、サラダもキャベツ、キュウリ、トマト、ハムなどシンプルの王道です。

今回はランチではなく、カフェとしての利用で、ケーキセットをおすすめします。

ケーキは種類が豊富。チョコケーキにバナナケーキ、レアチーズケーキなどなど、どれも美味しそうです。

ケーキ単品なら400円。コーヒーとセットで700円です。

多彩なケーキメニューの中でもおすすめはグラノーラのチーズケーキ。

他のお店でもチーズケーキの種類はありますが、グラノーラは、こちらのお店ならではのもの。

表面にたっぷりのグラノーラと甘酸っぱいクランベリーがのせられており、グラノーラのザクザクとした食感も楽しい一品です。

その下には濃厚なベイクドチーズ、ドライフルーツも入っており、チーズの濃厚さとコク、フルーツの酸味がうまく調和され、美味しくまとまっています。

ケーキは自家製ではなく、オリジナルで作ってもらっているものだそうです。

ハイカラなお店で昭和初期の空気に触れてみる

人気観光地である、ひがし茶屋街や近江町市場にもほど近い尾張町。

当時は、三田商店という海外からの輸入品などを販売していたお店で、今で言う雑貨店のようなお店だったそうです。

その当時から時代をけん引するハイカラでオシャレなお店だったのが想像できますね。

その雰囲気が、濃厚に残されたこのカフェで、日常を離れて、昭和時代の空気に触れてみてはいかがでしょう。何もせず、ただ静かにコーヒーを飲んでみる。そんな、非日常的な空気を金沢で楽しんでみるのも素敵です。

きっと、新しい素敵な旅の1ページが開けるのではないでしょうか。

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