歴史的な建造物がたくさん点在し、見所が多い「ひがし茶屋街」。
歴史に想いを馳せながら、のんびりと散策といきたいところですが、平日でもかなりの賑わい。
たくさん歩いて、どこで一息つこうかとお店探しへ。
古い町家を利用した魅力あふれるカフェが多い中、やはり金沢らしく和菓子をいただきたいと思って、見つけた店が「菓舗Kazu Nakashima」です。
おもむきある外観と「生きている和菓子」と書かれた暖簾に引き寄せられ、立ち寄ってみました。
お店の基本情報
- 住 所:金沢市東山1-7-6
- 電 話:076-252-5280
- 定休日:木曜日
- 駐車場:近隣パーキング利用
金沢駅から路線バスにゆられ橋場町停留所で下車し徒歩3分。
ひがし茶屋街の中にあるので観光途中に立ち寄るのにぴったりの場所です。
営業時間は10時から18時。
暖簾に書いてあるように「生きている和菓子」がコンセプトで、一つ一つ丁寧に手作りされた和菓子は、どれも美しい芸術作品のような仕上がりです。
抹茶パフェやぜんざいなど美味しい和スイーツメニューも豊富に揃っています。
上生菓子と抹茶のセットというのも金沢らしさを感じます。
でも、それだけじゃないのがこちらのお店。
この上生菓子をなんと、普段合わせることがないような飲み物とのセットで楽しむことができるのです。これはまさに驚きです。
セットは、ソフトドリンクでももちろんOKなので、お子さんもママも安心して楽しむことができます。
江戸時代のままの蔵
お店は江戸時代の蔵をリノベーションしているので、外装、内装ともにすごくおもむきがあります。
蔵の入り口の扉や建具などは昔のままの姿でうまく利用されています。
1階には和菓子の販売スペースがあり、その奥に2人掛けのテーブル席があります。甘味処というよりも、品のある割烹のようなちょっとした高級感さえ感じます。
2階に上がると、これまた雰囲気の良い個室スペースがあります。
扉も壁もある、お座敷の完全個室タイプで、ほんのり灯る明かりが良い雰囲気をかもしだしています。
ソファや椅子、テーブルもアンティークな感じで内装の雰囲気にマッチしていて、居心地が良く長居してしまいそうです。
友人同士はもちろんの事、大人女子会にもぴったりです。
茶室としての利用もできるので、お茶を点てて美味しい和菓子をいただくお茶会にも良いですね。
1階はベビーカーでの入店ができるので、小さいお子さんがいるママにも優しいお店です。
生きている和菓子とはどんなもの
やはりこの店ならではの味を満喫するなら、「生きている和菓子」上生菓子がおすすめ。
上生菓子にもかなりのこだわりを持ち、抹茶やハチミツといった昔ながらの味だけでなく、他では見たこともない風味の餡が多彩にそろえられています。
上生菓子にお抹茶のセットが定番ですが、思わず驚いてしまう飲み物と併せる事を前提に作っている上生菓子のセットもおすすめです。
珍しいチーズ餡の上生菓子と大人ドリンクのコラボを楽しんでみてはいかがでしょうか。
また、こちらも大人気の職人手作りのぜんざいは、ほっと和める味わいですし、パフェなどの和スイーツも魅力的です。
セットは1000円から1500円の間で用意されています。
季節感を大切にし、日々新商品の開発に取り組んでいるので、いつ訪れても違う味にであえるのも、うれしいポイントです。
フルーツ大福は季節によって変わり、フルーツが丸ごと入っている、見た目も味も大きさも大満足な一品です。
和菓子はテイクアウトできるので、買って帰って自宅や宿泊先でいただくのも良いですね。
体験したことがない上生菓子の「餡」にびっくり
レトロ感が漂うひがし茶屋街の散策途中に、ちょっと一息休憩タイムを楽しむならやはり甘味処でしょうか。
小京都と言われる金沢の和菓子は、見た目も美しく、とても美味しいです。
旬のフルーツを丸ごと使ったフルーツ大福は、見た目にも綺麗で大人、子供問わず大人気です。
他店にはあまり無いであろう、大人ならではの楽しみ方ができる上生菓子セットがあるのは驚きです。
改めて、和菓子の奥の深さに考えさせられ、日本の文化や伝統を大切にしていきたいと思わせてくれるお店です。
みなさんにもぜひ、この驚きと感動を味わってもらいたいです。
特に、ひがし茶屋街辺りは本当に和菓子店が沢山あってかなりの激戦区なのですが、個性的でインパクトがあって、味も秀逸の「菓舗Kazu Nakashima」へ是非立ち寄ってみてください。
きっと、金沢っていいなぁ~って思うこと間違いなしです。
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