中尾のたい焼きは豪快にはみ出たパリパリ生地と抹茶クリームがおすすめ!

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金沢市小立野の大通り(小立野通り)北鉄バス小立野3丁目バス停から1本裏路地に入ったところにある、たい焼きの「中尾」。
知らない人は、簡単に素通りしてしまうような場所にひっそりとお店はあります。

「焼」と書いた大きな暖簾が店先にかかっているのが目る印です。

創業70年余りだと言う老舗ですが、私が初めて食べたのは高校生の頃、小立野3丁目が最寄バス停でもある、金沢商業高校に通っていたころに出会いました。

バス停から少し寄り道して、アツアツのたい焼きを買って食べながら帰るのが楽しみでした。

そんな忘れられない思い出の味でもあり、今現在も大人気のたい焼き中尾さんをご紹介したいと思います。

お店の情報

住 所:金沢市小立野3丁目24-34
電 話:076-221-8482
営業時間:10:30~18:00
定休日:日曜、祝日

駐車場は、お店の隣にある駐車場にお店用に1台分だけ借りているだけです。

ご夫婦お二人で営まれているお店で、テイクアウト専門です。
電話での注文や予約は受けておらず、実際にお店に行って注文してから焼き上げるというスタイルです。

お店で注文して、代金を支払ってから、待ち時間に一度店を出るのは可能です。
とはいえ、待ち時間はお店の込み具合にもよりますが、長くても20~30分ほどではないかと思います。私が買いに行ったときは10分もかからない時の方が多かったです。

抹茶クリームが美味しい

甘さ控え目で小豆の味が美味しい餡が、尻尾の先までぎっしりと入っているのが嬉しいたい焼き。

たい焼きの種類は、粒あんのほか、クリーム(カスタード)、抹茶クリーム、宇治金時、ココアです。どれもおすすめなんですが、あえて言うとしたら、私のイチオシは宇治金時です。

お抹茶のほろ苦い風味は抑えられていて、子供でも食べやすい抹茶クリームと、お店自慢の粒あんが一度両方とも楽しめるお得なたい焼きです。

今は抹茶クリームと言っても普通にどこにでもありますが、私が通っていた当時は抹茶クリームはまだ珍しく、私は中尾さんのたい焼きで初めて抹茶クリームを体験しました。

甘すぎず、お茶の風味もしっかりあって、大人のクリームって感じで、一度で虜になりました。

今でも、一番おいしい抹茶クリームだと思っています。

たい焼きはどれも1個150円です。1個の注文でも快く焼いてくれますよ。
なので、1種類ずつ注文して味比べするのもおすすめです。

また、たい焼きばかりではなく、実はたこ焼きも美味です。

大き目のたこ焼きは8個入りで350円。
クルクルと丸く作るたこ焼きではなくて、何と表現すれば良いのか・・ハット型と言えばわかるでしょうか。
つまり、ひっくり返さずに型に流したそのままの形で仕上がっています。
味付けはたっぷりのソースに鰹節の粉末がかかる、王道のたこ焼きです。

夏には限定で、ひやしあめと言うメニューも登場します。コップでいただく飲み物だそう。
こちらも自家製です。
私はまだ経験したことがないのですが、関西方面では夏になったら飲む定番の飲み物なんだそうですよ。

ずっと変わらない味

私が頻繁に通っていたのは、もう数十年も前ですが、今も変わらずに昔のままの味が味わえるのは嬉しい事です。

メニューも減りもしないし、増えもしない、本当にご夫婦お二人が出来る範囲でお客さんをお迎えして、お店を切り盛りされているのがよくわかります。

そんな中尾さん。これからもずっと愛されるたい焼きを焼き続けて欲しいです。

みなさんも、ぜひ立ち寄っていただいて、アツアツのたい焼きを片手に持ちながら、街を散策されてみてはいかがでしょうか。

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