久しぶりに友人たちと集まることになり、遠方から来る方もいたので、金沢駅近辺で行ったことがないお店を探していました。
そこで目を付けたのが、謎屋珈琲店でした。
一風変わった面白そうなカフェだと言う事で、友人一同満場一致で行ってみることになりました。
お店の名前からも謎めいていて、どんなお店なのかあれこれ話しながら歩いて行きました。
金沢駅から徒歩圏内
お店の場所:金沢市安江町19-6
電 話:076-208-3728
営業時間:7:00~22:00(7:00~12:00の間、モーニングセットあり)
日曜・連休最終日は7:00~19:00までの営業
定休日:火曜日(祝日の場合は営業)
駐車場:お店の提携パーキング3箇所有り (100円サービス券が出ます)
JR金沢駅東口から徒歩でも10分弱、車では5分とかかりません。
お店は、二階建ての建物の一階にあります。
安江町は昔は商店街がずらっと並んでいた場所で、今でも名残がある建物が多いです。
謎屋珈琲店も、昔は商店だったんだろうなぁと言う建物で、うまくリノベーションされている感じのお店です。
雑貨屋さんのような雰囲気
目立った外観ではありませんが、商店街の中になじむように佇みながらも近づいてみると何処か懐かしいレトロな雰囲気があります。
お店の看板で珈琲店と言う文字を見なければ、パッと見は雑貨屋さんのような店構えです。
店内の扉横のレンガ調の壁には、珈琲の写真が数枚飾られており、シックな英国風な装いで店主さんのこだわりを感じます。
また、テーブルや椅子はとてもシンプルですが、それがまた非常にお洒落です。
お店の前には、おすすめメニューが書かれた看板が置いてあります。
私が訪れたときは『夏季限定パフェ「真夏の方程式」』がピックアップされていました。
同行した友人は、大のミステリー小説好きで、聞き覚えのある響きに、入る前からワクワクしていました。
座席は、テーブル席、カウンター席、ソファー席があります。
2階もありますが、お店と言うよりレンタルスペースで、ミーティングなどに最適なホールになっています。
利用したい時は事前予約が必要なスペースです。
ミステリー好きが喜ぶメニュー
サンドウィッチやホットドッグなどの簡単な食事メニューから、パフェやワッフル、ベーシックなケーキなどのデザートも豊富です。
何よりもメニューの名前や見た目が独特で、ミステリーに纏わる歴史上の人物や小説・その登場人物に則っています。
例えばガトーショコラは「黒いトランク」、コーヒーゼリー「匣の中の失楽」、パフェ「エデンの命題」、ハニートースト「Yの悲劇」など、ミステリー好きの心をくすぐるネーミングになっています。
モーニングセットには、シャーロックホームズの朝食なんてメニューもありますよ。
ただ、何と言っても、このお店の最大のおすすめは、こだわりの珈琲です。
種類も多く、自家焙煎のコーヒーが特に大人気で、その珈琲豆はオンラインショップでは全国から注文があるほどです。
謎解きで特典ゲット
メニューにマークがあるフードやデザートを注文した人には「お客様への挑戦クイズ」と言う問題が一問渡されます。
この問題に正解し、20個スタンプを集める(20問正解する)と、謎屋珈琲店公式名探偵に認定されます。
その際に名探偵証明書が発行されて、その発行日より1か月間は代金から500円の値引きを受けられます。
私も友達と知恵を絞り、大いに盛り上がりましたよ。
このクイズは、必ず解かなくてはならないものではなく、ゆったりと珈琲だけを楽しみたい方は必ずしも気にする必要はありません。スルーで大丈夫です。
問題が難しくわからない時は、ヒントも出してもらえますよ。
挑戦クイズとは別に、月替わりで「今月の真相当てクイズ」と言うものもあります。
店頭のブラックボードに出題されていて、毎月20日に更新されます。
このクイズはテーブル席にある解答用紙に推理を記入して店員に渡します。その場で解明されたのか、未解明なのか返答がもらえます。
見事に解明した場合は、真相解明カードが貰えて、次回来店時に名探偵ブレンドが注文できたり、会計時に100円割り引いてもらえるなどの特典があります。
謎解きを楽しむか、珈琲をじっくり楽しむか
一人でも数人でも使いやすそうなテーブル席、奥には大きめのソファ席もあり、その時の気分に応じて過ごすことができます。
有名なタイトルから私の知らないものまで、ミステリー系の小説が飾ってあり、その場で読むこともできます。
友人とクイズを解いたり、じっくり読書をしたり、仲間との会話と楽しんだり、それぞれが自由で優雅な時間を過すことができます。
美味しい珈琲にスィーツを食べながら、少し知的な非日常を過ごせる楽しいお店なので、とてもおすすめです。
金沢駅の近くに来たら、楽しいお店が近くにあったなぁっと思い出してみて下さいね。
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