ふれてサイエンス&てくてくテクノロジー(通称:ふれテク)は、国立大学法人金沢大学の理工学域のオープンキャンパスの事です。いわゆる、理工学部の学校公開日ですね。
このふれテク、例年金沢大学の学園祭に合わせて行われています。
理工学域の各学類・研究室・学生グループによる研究室の紹介から、展示、体験、イベント企画など、子供から大人まで楽しめる内容になっています。
今年の内容はまだ発表されていませんが、昨年の内容から楽しい雰囲気をお届けしたいと思います。
今年度の日程は
今年度は、2019年10月26日(土)に開催される事が発表されています。
開催時間は、午前10時~午後4時(入場は15時30分まで)です。
場所は、金沢大学角間キャンパス自然科学本館・1、2、3、5号、ハードラボ4等です。
イオンもりの里店の交差点をひたすら上の方へ上がっていくと角間キャンパスです。
金沢大学行きのバスが北鉄バスから出ていますし、来場者駐車場も用意されています。
ただ、敷地が広大なため会場内はかなり歩くことを覚悟しておいた方がいいと思います。
理学・工学の楽しさを身近に感じる
各、研究室の学生グループが自分たちの研究室の紹介や、展示、気軽に体験できるコーナーを企画して各会場で待っています。
ここからは、昨年度の主なイベントを各会場ごとに紹介していきたいと思います。
自然研会場(本館・1~3号館、5号館)
- 地球社会基盤学類
海の生物や化石から地球の歴史を学ぼうでは、生物の顕微鏡観察やクイズを通して地球の歴史に触れることができます。
鉱物からアクセサリーを作る体験は先着順で人数の限りがあるので興味のある方は遅い打法が良いと思います。 - 生命理工学類
体内時計の仕組み、細菌を顕微鏡で見てみよう、バイオの力を見てみようなど生命の不思議が学べるようになっています。人工イクラを作る体験もあり。 - 物質化学類
オリジナルせっけん作り、スライム作り、カラフルカプセル&つかめる水作りなど、物質を化学変化させて物を作る体験ができます。 - 電子情報通信学類
人工衛星を飛ばしてみよう、AIで画像当てクイズなど - フロンティア工学類
プログラミングを楽しもうと言う企画がありました。こちらは今の小学生には大人気です。 - 機械工学類
ロボットと遊ぼう
各研究室の企画以外に、アカデミックプロムナード(廊下部分)でのブース企画も盛り沢山で、名前だけ聞くと難しい学部ばかりですが、本当にわかりやすく、子供でも十分理解できるように工夫されているのに感心します。
- サイエンスラボ
くるくる回るもののひみつ、はたらく微生物、星のひみつなど体験と言うより、へぇ~そうなんだ!と知識を増やせるテーマが多いでしょうか。日頃深く考えたことないけど、ちょっと面白い事が学べます。 - 数物科学類
ようこそ数学の世界へ!とうたわれているだけあり、算数・数学パズルで遊ぼうや目で見て楽しむ数学など、大人はちょっと眉間に皺がよりそうなイメージですが、そこはわかりやすく考えてくれていますので、敬遠せずに親子でチャレンジしてみましょう。
憧れのキャンパスへ
ひとことで、理学、工学と言っても幅が広く、その分野の面白さは、なかなか伝わらないのではないでしょうか。
とにかく「ふれテク」の名の通り、まずはふれてみて理科好きの子供が増えて欲しいと言うのが最大のコンセプトだそうです。
私も大学のキャンパスと言うだけでちょっと敷居が高く感じますが、毎年子供と出かけている友人は、小学生、中学生、金沢大学進学を目指している高校生まで、それぞれに楽しめるプログラムが用意されているので、子供にせがまれて10年以上毎年通っているそうです。
また、自然の中に囲まれたキャンパスですので、天候がよければ、ちょうど色づき始めた紅葉もチラホラと楽しめるかもしれませんよ。
ぜひ、今年度も要チェックです!
最新情報は、金沢大学理工学系ホームページ、ツイッターの#ふれテク2019で確認してお出かけください。
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